ラバーダム治療 10月、11月診療日も併記 - 大阪市中央区松屋町,長堀橋,森ノ宮の歯医者【ささき歯科医院】

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ラバーダム治療 10月、11月診療日も併記

カテゴリ
日程, 根管治療

谷町 松屋町 長堀橋の歯科医院、ささき歯科医院です。

 

ラバーダムについてのお問合せをいただくことがあるので、実際の写真を元に今日はお話させていただこうと思います。

 

ラバーダムとは、根管治療やコンポジットレジン充填の際行う処置です。

治療中の歯を唾液等の水分から守り,あるいは細菌の侵入を防ぐきわめて有効な方法です。

無菌的処置を可能にし,乾燥状態の保持と術野の確保に効果的で,さらには口の中の組織の保護に有効な方法です。

ラバーダムを行わない場合と行う場合とでは根管治療を行った際の結果も変わってきます。

 

では何故行わない場合があるのかというと、どうしても時間がかかり、また保険点数で算定することができないためです。

そのため、現在日本国内で必ずラバーダムを行う歯科医院は10%に満たない、という統計もあります。

 

歯ぐきが腫れているといって来院された方の治療です。

レントゲン写真で、根管治療が必要だということがわかっています。

銀歯を外してみると、中が黒く虫歯になっていることがわかります。

虫歯の中では虫歯菌が繁殖しており、とても不衛生な状態です。

この状態で根管治療を行い歯の消毒を行っても、細菌は増えるばかりです。

なのでまずは虫歯を除去し、その上でラバーダムを設置する準備をします。

虫歯を除去し、ラバーダムクランプを引っ掛けるためのコンポジットレジン充填を行いました。

歯の上に白い人工物がかぶせられたのがおわかりいただけるかと思います。

ラバーダムを設置した状態です。

コンポジットレジン充填をしておかないと、ラバーがうまく歯に巻きついてくれないので、設置する意味がなくなります。

 

ここまでの処置に約15分かかりますが、充分に準備しないと根管治療は失敗します。

 

唾液の中には細菌が多数生息しています。

ラバーダムを設置せずに根管治療を行うと唾液が歯の中に侵入し、治療が台無しになってしまいます。

虫歯を充分に除去しラバーダムを設置して初めて、根管治療をスタートする条件が整ったと言えます。

ささき歯科医院の根管治療、特に膿んでいる歯の根管治療には回数がかかりますが、その分丁寧な治療をさせていただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

10月、11月の診療カレンダーです。しるしの付いている日は休診しております。

 

ささき歯科医院

matsuyamachi_sasaki@yahoo.co.jp

#ラバーダム

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