●症例投稿●セラミックアンレー008 ~なるべく歯を削らない~ - 大阪市中央区松屋町,長堀橋,森ノ宮の歯医者【ささき歯科医院】

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●症例投稿●セラミックアンレー008 ~なるべく歯を削らない~

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セラミック

社会にイイね!を、社会からイイね!を、ささき歯科医院です。

 

今日は私が好んで行う、”なるべく歯を残して行うセラミック治療”を投稿します。

 

セラミックをセットする前の状態です。

 

セラミックや金属の歯を装着する時の治療手順は、

①虫歯の除去

②歯の形を削って作る(形成処置)

③歯の型を取って歯科技工士へ仕事を出す(印象処置)

④歯科技工士がセラミックを製作

⑤セラミックを装着(セット)

となります。

 

上記の写真は、今から⑤、という状況です。

 

左から、

歯の表側から撮影した写真

歯の噛む面から撮影した写真

歯の裏側から撮影した写真

です。

 

これは④の、セラミック製作中の模型の写真です。

同じく、

歯の表側から撮影した写真

歯の噛む面から撮影した写真

歯の裏側から撮影した写真

です。

 

ご覧になっていただいたらお分かりいただけるかと思いますが、歯の表側はほとんどエナメル質を残して、

歯の裏側は必要な分(1.5~2.0mm)だけ削って、

セラミックを製作します。

 

セット後の写真です。

 

材料はe-max pressを使用、

・歯の色を拾ってくれる2ケイ酸リチウムであること

・表側のエナメル質を残したこと

により、見た目の馴染みが非常に良い結果を得られました。

 

また、エナメル質を最大限残すことで

・表側のエナメル質を削らずに終われたこと

・表側のエナメル質の噛み合わせを保存できたこと

という利点を大きく取ることができました。

 

なんでもかんでも残すわけでもなく

なんでもかんでも削るわけでもありませんが、今回のケースのように、残せる時にはしっかり残して治療を行うことで、治療効果を最大に高めることができます。

 

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