ブリッジ インプラント 比較について。 -診療日も併記- - 大阪市中央区松屋町,長堀橋,森ノ宮の歯医者【ささき歯科医院】

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ブリッジ インプラント 比較について。 -診療日も併記-

カテゴリ
よくある質問, インプラント, 日程

谷町 松屋町 長堀橋の歯科医院、ささき歯科医院です。

 

さて、今日は右下のブリッジに違和感があるという患者さんです。

ブリッジ治療というのは、歯が無くなってしまった時に行う、保険適応になっている治療法です。

虫歯や、歯周病で歯がなくなってしまったところに歯を補う必要があります。

歯を補う方法にはブリッジ治療、入れ歯治療、インプラント治療、移植治療など様々ありますが、良く患者様から、「ブリッジとインプラントどっちがいいのでしょうか」と質問が多く、今回記事にしてみました。

 

ブリッジ治療を行う際は、隣同士の歯を削って形を作り、

 

3本分の歯を装着すれば、真ん中のなくなった歯が補える、という手法です。

 

保険適応になっている、また治療期間が短期間で済む、メリットがあります。

 

今回違和感を感じてらっしゃる患者さんは、5年前にブリッジ治療を行なったそうです。

このブリッジを外すと、

歯の中身が出てきました。削ってある歯が見えています。

この手前と後ろの歯をつないであるわけですが、後ろの歯のセメントを外してみると、、、

中が真っ黒になって、虫歯が進行しているのがわかります。

このせいで違和感が出ていました。

 

ブリッジ治療というのは、連結していて一見強固に外れずにあるように見えますが、中で虫歯が進行していても気付きにくいという大きなデメリットがあります。

今回の場合だと、奥の歯が虫歯で違和感が出ているにもかかわらず、手前の歯が比較的無傷であったことにより、ブリッジを外れずに支えられていたと考えれます。

もし違和感に気づかず、虫歯が奥でもっと進行していたら、、と考えると恐いですね。

 

ブリッジとインプラントにはそれぞれメリットとデメリットがあります。

ブリッジ治療は短期間で治療が済みます(手前の歯の根管治療に2・3回、土台の設置、奥の歯の根管治療3・4回、土台の設置、ブリッジの型取り、セットで約10回)

インプラント治療では、インプラントフィクスチャーという部品を埋め入れるオペをして、1ヶ月〜2ヶ月待機し、そこから3・4回で歯が入ります、待機期間ができてしまうのがデメリットです。

 

また、ブリッジ治療は保険適応の治療法なので、上記の写真のブリッジだと治療の最初から最後まででおおよそ3万円以下で治療が完了します。

インプラント治療は保険適応外の治療法なので、ささき歯科医院では37万円と消費税がかかってきます。

 

インプラント治療の最大のメリットは、歯と歯を連結しないことにあります。

連結を行うブリッジ治療と違い、歯を独立させて完成させることができるため、歯への負担を減らすことができます。

連結するといかにも歯が丈夫になった感じがしますが、連結することにより下図のように、負担は増えてしまうのです。

また連結するために大きく歯を削らないといけない場合が多いです。(すでに削ってある場合はデメリットにはなりません。)

負担が増えた結果、中で虫歯が進行したり、歯が割れてしまったりします。

 

当院ではインプラント治療を無理強いすることはございません。

現在の状況、虫歯の深さなど、全てお話した上で治療法をお決めいただいております。

何かわからないことなどあればいつでもどうぞ。

 

 

10月、11月の診療カレンダーです。

特に11月土曜日は診療日数が少なく、ご迷惑をおかけいたします。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

ささき歯科医院

matsuyamachi_sasaki@yahoo.co.jp

 

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