社会にイイね!を、社会からイイね!を、ささき歯科医院です。
そう、すっかり投稿がなくなってしまっていました、10日ぐらいでしょうか。
昨日、歯科医師たちが集まる勉強会で発表でした。
歯科の治療は全て日々アップグレードがあります。
新しい材料、新しい治療法、etc,,,
そういうのを全ての分野に渡って一人で勉強するのは困難です。
ジャンルだけで、
・保存
・修復
・根管治療
・歯周病
・小児
・クラウンブリッジ
・義歯
・インプラント
・外科
・歯周外科
・矯正
・咬合再構成
これだけがあり、(足りないかもしれません)、それら全てをマスターするのは神でないとできないと私は思います。
(歯科医師一人一人によってスキルや考え方が異なり、それぞれのジャンルに対する精通度も違います、また人の相性もあるので、歯医者を選ぶって本当に難しいと思います。
全てのジャンルをかなり理解している人がいて、その人がかたっぱしから患者さんを専門医に振り分ける、なんてのが一番いいのかとも思ったりしますが、まぁ現実的ではないですよね。)
これらのジャンルを勉強するために、歯科医師たちは仕事が終わったあと集まって、お互いに症例を発表したり、新しい分野のことを勉強するわけです。
昨日の勉強会は、参加しているメンバーのレベルが非常に高く、しかも持ち時間60分という、鬼の発表会でした。
私は非常に追い詰められ、そのために投稿頻度が激落ちしたわけです。
取り返すべく、これからまた投稿しまくっていきます、よろしくお願いいたします。
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佐々木源太郎は何が得意なの?とたまに聞かれるのですが、自分でもあまりよくわかっていません。
個人的には、全てのジャンルを70点は最低取って、自分の強みのジャンルを100点取れるようになれたら、とは思っています。
今は特に、咬合再構成という分野を患者さんに提供することが多いです。
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勉強会で発表した咬合再構成の症例です。
1歯1歯の治療のクオリティはもちろんのこと、全体を捉え、最初から最後まで辻褄が合うように最初からかなりしっかり計画しないといけません。
この症例には、
セラミック
インプラント
矯正
の全てが関わっています。
計画に間違いがあったら当然最後はうまくいきません。
計画が間違っていないか判断する、全体を捉える能力が必要です。
また、その計画通りに実行できる能力が必要です。
1歯での誤差が、何本も誤差が起こると全体的な不整合がどんどん大きくなります。
治療前の歯の状態を見ただけで、治療後の最修形が見えるかどうか・未来が見えるかどうかが歯科医師の実力なのではないか、と最近は考えています。
「とりあえず悪いから削ろっか!!」ではダメだと今は思います、「こういう最後になるからこういう風に治療しないといけない」と思えるように、日々勉強して患者さんの治療に向き合っています。