社会にイイね!を、社会からイイね!を、ささき歯科医院です。
今回は根管治療の投稿です。
前歯がたびたび腫れるということで治療がスタートしました。
右上の前から2番目の歯に大きな病変ができています。
これは、慢性根尖性歯周炎と診断される状態です。
歯の周りを、通常は骨が取り囲んでいるのですが、その骨が炎症によりなくなってしまい、レントゲン上で黒く写るのです。
通常のデンタルX線写真から、
①先端まで材料がはいっていないこと
②根管の途中が、やや詰まりきっていないこと
が伺えます。
中の材料をとりきり、
材料を充分に詰め、経過をみました。
CTを撮影すると、黒かった病変がなくなっていることがわかります。
根管治療に必要なのは、
●マイクロスコープ
これがないと根管内の汚れが見えません、必須機具です。
●マイクロエキスカベーター
非常に細かく歯の内部を掻き取ることができるブレードです。今回も大活躍しました。
です。今回もばっちり治って良かったです。