社会にイイね!を、社会からイイね!を、ささき歯科医院です。
今回はCT撮影について投稿します。
右上が痛い、ということで来院されました。
一見問題なさそうですが、歯周病の検査をすると右上の奥の歯に重度の歯周病が確認できました。
歯周病とは、読んで字の如く、歯の周りが病気になる状態です。
歯の周りには、
・歯ぐき(歯肉)
や
・骨(歯槽骨)
があります。
これらが炎症を起こしているのが歯周病です。
歯周病検査には専用の器具を使用すれば状態のほとんどを理解することは可能ですが、役立つのがCT検査です。
レントゲンではうまく描くことはできませんが、、、
CT撮影を行うと、歯、骨が立体で描かれます。
また同時に、1本1本の歯をいろんな方向から見ることができます。
今回の右上の歯でいうと、
オレンジでマークしたところが黒く染まっているのがお分かりいただけるかと思います。
本来は白色〜鼠色で描かれ、骨があるべき部位です。
患者さんにも一目でお分かりいただけます、状態がわかれば、治療もスムーズに進みます。
(今自分は一体どういう状態なのだ・・?)
(先生は今何やってるんだ・・・??)
(このまま治療していて治るのか・・・???)
と疑心暗鬼では治療は進みません。
分かりやすく病状を把握していただくことはとても大事だと考えています。