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●症例投稿●セラミッククラウン007 ~被せ物・クラウンができるまで~

カテゴリ
セラミック, 院内設備

社会にイイね!を、社会からイイね!を、ささき歯科医院です。

 

今日はセラミックの作り方について投稿してみようと思います。

 

セラミッククラウン(被せ物)はどのようにして製作されるかというと、

 

①セラミッククラウンの治療計画を患者さんと相談(本数によりますが、多いと1時間程度しっかりと話し合いをします)

②既存のクラウンを外す、虫歯を除去し、仮歯を装着

③シリコン印象、光学印象を行い、歯の形を技工士に提出

④技工士が製作したクラウンをセットする

 

という流れがほとんどです。

 

技工士にこれらの資料を提出して歯を製作してもらいます。

 

だんだん歯科に3Dカメラ(のようなもの)が浸透してきており、従来の粘土のようなものを使用した型取りの頻度が減ってきました。

 

3Dカメラのようなもののことを光学印象といいます。

 

当院ではitero element 2を使用しています。

iTero エレメント 2 | 製品・ソリューション | インビザライン・ジャパン

※itero elementはインビザラインというマウスピース矯正のために開発された機械ですが、セラミックを製作する上でも大活躍します。

現在itero elementは5Dという機種が最新で、当院の機種は最新よりも2世代前になります。

しかし精度はほぼ変化していないため、機種のアップデートを行わず使い続けております※

 

光学印象には良いところはもちろんたくさんあるのですが、弱点もあります。

 

その弱点を当院では部分的な粘土のようなものを使用した型取りで補う方式でセラミックを製作しています(業界ではセミデジタルと言われています)。

 

型取りした歯の状態です。

 

綺麗に削れば削るほど、セラミックの出来がよくなります。

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