谷町・松屋町・長堀橋の歯科医院、ささき歯科医院です。
今日は「時々なるけど、なったらなかなか治らないし痛い!!」の口内炎について記事にしてみようと思います。
口内炎はなかなか原因が特定しにくい病態であります。
今までたくさんの患者さんを診て参りましたが、これをやったから一瞬で治った!という魔法のような治療法はございませんでした。
(レーザー治療を行えば早期に治癒するらしいですが、私は使ったことがなく、また当院にも装備がないので使用できません)
さて、私が考える口内炎の原因ですが、
・歯やお口の中に入っている修復物(つめものやかぶせもの、インレーやクラウン、ブリッジ)が鋭利になっていて、その部位が組織に当たって口内炎になる
・常にお口の中に食べ物がはいる職業の方、飲食店でコックとして働いていらっしゃる方や、料理教室の先生など、は日常的に間断なく味見をするため、お口の中に菌が繁殖しやすく、口内炎を作ってしまう
・咀嚼回数が少ない方はお口の中のphが酸性に傾きやすいため、口内炎ができる
・歯垢、プラーク、歯石が多く、口内炎ができる
の4つがあります。
これらは対策がしやすく、早くに治ったというお声を聞くことが多いです。
思い当たる節がある方は、一日に複数回お口を水でゆすぐ、なるべくたくさん噛んで食事をする、歯磨きをしまくる、洗口剤を使用する、など試してみてください。
2月、3月の診療カレンダーです。
よろしくお願いいたします。