社会にイイね!を、社会からイイね!を、ささき歯科医院です。
今日は上あごの、前から4番目の歯の根管治療を行った症例を投稿します。
左上の歯に痛みがあるということで抜髄処置を行いました。
レントゲン写真から、根管が2根あること、また根管の先端で湾曲していることがわかります。
この湾曲度合いは、決してものすごく難しいわけではありませんが、油断するとパーフォレーションやレッジを作ってしまうので、準備して臨みます。
結果は図の通りです。
2本の根管の先端まで充分にガッタパーチャが行き渡っているのがお分かりいただけるかと思います。
「根管充填のレントゲン像は評価がわからない!何がいいかわからない。」と患者さんから言われることがありますが、綺麗に入ったガッタパーチャのレントゲン像は、何はなくとも綺麗なものです。また、充分に入っていないレントゲン像と比較すればすぐにわかります。
今回の根管形成にはnitiファイルが活躍しました。
中でもプレカーブの可能な世代のnitiファイルを用いることで、湾曲した根管の形態を崩すことなく形成ができたと感じています。
また、エンジンを使うことなく手指でnitiファイルを扱うことで繊細な形成を心がけました。
根管治療でお悩みの方はささき歯科医院へいらしてください。