社会にイイね!を、社会からイイね!を、ささき歯科医院です。
連続の前歯投稿です。
前歯でお悩みの方は是非、過去の記事も合わせてご覧ください。
前歯の2本の形がいやだということで来院されました。
前歯は、前から中切歯、側切歯、犬歯と並びますが、
おおよそこのような(このような。。。?)バランスで並んでいます。
人によって歯の大きさ、長さ、形はバラバラなので、大体綺麗に並んでいればOKと解釈しても、解釈としてそこまでは悪くはありません。
では今回の歯を私がどう解釈するかというと、、、
真ん中の歯は短く、正方形〜長方形になっています。
2番目の歯は縦横の比が、少し縦が短いように感じますが、良いバランスだと感じます。
3番目の歯はやはり縦が短いように感じますが、違和感は少ないです。
もし、上図のように、理想的なバランスで前歯を整えようと思うと、6本の歯冠長延長術が必要になります。
また、6本を行うと、より後ろの歯の短さが目立ってしまうでしょう。(芸能人の方でもたまにいらっしゃいます、前歯は綺麗だけど奥歯とのバランスがなんだか、、、な方。)
なので、今回は真ん中の短い、正方形〜長方形の歯のみを変化させ、前歯6本でバランスよく見える計画としました。
歯の長さを正確に計測し、必要な切除量を決めます。
切除直後、縫合後の写真です。
上唇小帯という組織も切除しました。
抜糸時の写真です、オペ後1週間です。
半年後の写真です。
左右でバランスが取れ、また前後の歯とも並びが良い状態になりました。
理想的に考えるのも必要ですが、その場その場に応じた対処も必要ではないかと感じます。
歯冠長延長術 33,000円/1本
今回は2本行ったため、66,000円がかかりました。