社会にイイね!を、社会からイイね!を、ささき歯科医院です。
今日は歯科医院で軽視されがちな歯垢染め出し液について投稿します。
“見えない物”を”見えるようにする”ことは大事です。
患者さんからしたら口の中は見えないものですが、写真を撮って見ていただくことで理解が深まり、治療がスムーズに進みます。
見えない物を見えるようにするのは重要なのです。
歯垢染め出し液とは、
・プラーク
・歯垢
・磨き残し
・食べかす
をピンク色に色付けするものです。
(なんでそんなんするん・・・?)とご疑問に思われることでしょう。
しかし、必要です。
虫歯治療にしろ、歯周病にしろ、原因は歯垢です。
歯にひっついている汚れが原因で起こります。
その汚れがひっつきっぱなしでは、治るものも治りません。
この汚れ(歯垢と呼びます)は、基本的に歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスで毎日毎食除去していただくべきものです。
「毎日毎日めんどいやん!」ではないのです、歯垢を除去しないと治りません。
虫歯治療を希望なさって来院されました。
歯がピンク色に染まっていることがわかります。
当院ではまず歯ブラシ指導から治療は始まります。
「いや虫歯治療しに来てんのに歯ブラシからかいな!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、汚れが付着しやすい場所で掃除をしても、また汚れまみれになることは想像に難くないでしょう。
まずはブラッシングです、毎日の歯ブラシの精度を上げていただくことは治療に必須です。
2週間後の写真です。
先ほどと比べると綺麗になっていることがおわかりいただけるかと思います。
しかし、、まだ歯と歯の間に汚れがあるのが見えます。
これを次はデンタルフロスを使用して取っていただきます。
患者さんには、
「歯がつるつるになったのがわかる、今まで雑に磨いてきたこともわかった。来てよかった。」
とおっしゃっていただけました。
綺麗にブラッシングができていて、歯垢が付着しにくい状況で治療を行うことにより、治療のクオリティも上がり、また長期間に保つようになるでしょう。
衛生士による口腔内清掃指導
・保険算定
・当院ではおおよそ1時間で、歯垢・歯石取り、指導までを行います。
・おおよそ2000円から3000円程度、汚れの付着度合いによって回数が変化します。