谷町・松屋町・長堀橋の歯医者、ささき歯科医院です。
さて、今日は親知らず(下の歯)について記事にしていこうと思います。
過去には上の歯の親しらず、麻酔や歯周病、虫歯についても記事にしてあります、ご一読ください。
たまに腫れたり、痛くなったりする下の親知らず、何が起こっているのでしょうか。
横向きに生えている親知らずは、上、下を問わずハブラシが到達しにくく、汚れがたまってしまいます。
そうすると汚れの中で細菌が繁殖し、歯ぐきの中に入り込み、そして炎症を起こして腫れてしまうわけです。
予防するには、横向きに生えている親知らずの周りを綺麗に毎日掃除することが必要ですが、これがなかなか難しいです。
ハブラシが到達できる深さは、歯周ポケットでいうと3mm以内とされています。
親知らず周りの歯周ポケットは、深い方で8mm程度も計測されます。
横向きに生えている親知らずには歯間ブラシも糸ようじも通せないですから、ハブラシだけで戦わないといけないのですが、これではなかなか勝ち目はありません。
なので歯科医院では、「親知らずは抜きましょう、取ってしまいましょう。」とさかんに言われるわけです。
当院でも、最高で85歳の方が親知らずを腫らして来院されました。
高齢になってからの抜歯は辛く、体力的にも難しいことが多いです。
なので若いうちに抜いておいたほうがいいわけです。
抜かずになんとかできないか、というと、なんとかできます。
3ヶ月に一度、可能なら1ヶ月に一度(なかなか難しいですが)、親知らずの周りの深いところに付着している汚れを、専用の器具ではじいてとってしまいます。
そうすれば腫れたり炎症を起こしたりする確率は大きく下がります。
親知らずについて気になっている方はとても多いと思いますし、当院にもたくさん来院されます。
ささき歯科医院では充分に状況の説明をし、ご納得の上で治療をさせていただいております。
お悩みのことがあれば、いらしてください。
11月、12月の診療カレンダーです。
もうすぐ2018年も終わります、気持ちよく年越しできるように、毎日の診療を頑張ってまいります、よろしくお願いいたします。
ささき歯科医院
佐々木源太郎
matsuyamachi_sasaki@yahoo.co.jp